メガネ・コンタクト
種類について
大きく分けて、ハードコンタクトレンズ、ソフトコンタクトレンズがあります。
ソフトコンタクトレンズは従来型ソフトコンタクトレンズと、使い捨てソフトコンタクトレンズ(1DAY、2Week、1Month)に分かれます。
乱視用ソフトコンタクトレンズは従来型、使い捨てどちらにもあります。
乱視を矯正したい場合、ハードコンタクトレズか乱視用ソフトコンタクトレンズを用いることになります。
カラーコンタクトレンズはソフトコンタクトレンズに含まれます。
又、老眼の方には、遠近両用タイプのコンタクトレンズもあります。
処方について
当院では、ドライアイに気をつけた処方を行っています。
また、コンタクトレンズは眼の形や性質に合わせて処方しています。
ドライアイや軽度のアレルギーの人には、装用時間を短くしたり、点眼薬を併用してもらうことがあります。
症状が強い場合は、短期間コンタクトレンズの装用は中止してもらってます。
当院でコンタクトレンズを作った場合、定期検診をおすすめしています。
メガネvsコンタクトレンズ
メリットとデメリット
項目 | メガネ | コンタクトレンズ |
温度差によるくもりや蒸気によるくもり | 冬の寒い日に外から暖かい室内へ入るとレンズがくもります。くもり止めの液があるので対処できます。しかし数日の効果。 | 目の中で絶えず湿っているため、レンズはくもりません。 |
---|---|---|
一般のスポーツ | 相手とぶつかったり、ボールなどが当たったりするスポーツには使用しにくいが、そうでない場合は使用できる。 例えはずれてもコンタクトのように探すのに困難なことはない。目も痛くならない。 |
相手とぶつかったり、ボールなどが当たったりするスポーツには危険なので使用しにくいです。しかしそうでないスポーツの大半は眼鏡より視野が広く、眼鏡のようにずれたりしないので有利。 |
水泳 | 水泳には使用できません。 | ゴーグルを使えば使用できます。 |
見えやすさ | 大抵の屈折異常を矯正できる。例外として不正乱視には対応できません。 | 乱視もない場合はコンタクトの方が見えやすいです。しかし乱視の場合は一般的にはソフトよりもハードが見えやすいです。 |
目の健康 | 角膜に直接接していないので、痛くないし酸素不足もありません。目のためには眼鏡が優れています。 | 角膜に接しているため、角膜をキズつけたり、不衛生にしていると眼病をおこしたりするので、十分の注意が必要です。 |
定期検査 | 眼鏡がゆがんだりすると、光学的性質が変化します。検眼なども含め眼鏡店で定期的に検査してください。 | 医学的問題は眼科へご相談ください。 |
メンテナンス | 拭く洗う。簡単。 | ワンデー使い捨てタイプ以外は、保存液、消毒液、洗浄液などでのメンテナンスが必要。 |
コンタクトレンズの種類と特徴
コンタクトレンズを安全に使用するために
コンタクトレンズのユーザーで特に目に異常を感じていない方であっても、定期的な検査を受けることで目の障害が発見される場合があります。さらに、コンタクトレンズの度数の変化やカーブが適切でなかったり、コンタクトレンズ自体にキズや変形などが生じていたり、汚れが付着していることもあります。
眼科専門医はユーザーとの定期的なコミュニケーションを通じて装用感やケア方法について把握します。その際ユーザーが異常を訴えた場合は、その原因を明らかにし処置することがあります。また同時に正しいコンタクトレンズの使い方やケア方法についてユーザーに適切なアドバイスができます。